無断欠勤には連絡の取れる従業員と連絡の取れない従業員とで大きな違いが生じます。
連絡の取れる従業員へは話し合いさえできればその原因がトラブル(体調不良込)なのか出社拒否なのか寝坊、二日酔いなどのちょっとした素行の悪さなのかが把握できます。
もちろん就業上良い事ではありませんが会社は一安心できるかと思います。
問題なのは連絡が取れない無断欠勤中の従業員です。その期間が続くようで有り、連絡を待つだけとなってしまった場合にはどのように対処していけば良いのでしょうか
1.連絡をした履歴を管理する。(最近ではLINEのような既読通知機能のあるツールが便利とされています)
2.自社の就業規則を確認し無断欠勤への懲戒、解雇条項等を確認しておく。(大体の企業の就業規則では2週間とされています)
3.就業規則に則り「〇月〇日まで連絡もしくは出社の無い場合は、働く意思が無いものとみなし退職の手続きをすすめる」旨の意思表示をメール、LINE、書面等で公示する。
4.期日になっても進展がないようであれば資格喪失手続きを開始する。
◆ポイント
・無断欠勤開始~資格喪失手続きの間に賃金支払い日が来る時は「賃金一定期支払」の法律がある為、給与の支給は行う。
・「解雇」は通知、予告などが本人に到達しないとできないので「働く意思のないもの」とみなし「自然退職」を促す方向ですすめる。
いざというときの為にも緊急連絡先を控えておくのも対策の一つです。
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